ぐりとなつ 

いつかなかよしになれるかな?
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地震のこと。1

(注:あまりにも長いので読みたい方だけ読んで下さい)

皆様からの暖かいコメントを、ひとつひとつ読ませて頂きまして
本当に申し訳ないような有り難い気持ちと。
改めて自分達がもの凄い震災の中にいるんだなぁ…と実感しました。


「東北地方太平洋沖地震」そんな風に名付けられた今回の地震。
最初は、宮城県民なら誰もが心のどこかでいつも恐れていた…
100%必ず来る!と言われている「宮城県沖地震」が、とうとう来たのだと信じて疑っていませんでした。


3月11日の金曜日の午後、私はいつも通りに普通に仕事をしていました。
そして突然、いつもはマナーモードにしてあるだろう携帯から嫌な感じの音が鳴り響いて
「緊急地震速報だ!」その言葉と同時に、ドーン!!という揺れがやって来ました。
これはやばいかもしれない!と、誰もが思うような強い揺れで、皆で「外へ!」と、急いで事務所を飛び出しました。

非常ドア?が次々と閉まって行くのを手で開けながら、階段を駆け下りて駐車場に出ました。
中学生くらいの女の子2人も飛び出して来たので、咄嗟に手を伸ばして三人で駐車場の真ん中あたりに行きました。
「噓でしょ?」と、思わず声に出してしまうくらい、とても凄い揺れで、建物も地面も揺れています。
しかも、それがなかなか治まらないのです!!

本当に、今までの人生で経験した事も無いくらい、あり得ないくらいの長い長い地震でした。
いったん治まった後も何度も揺れて、気が付くと、隣の病院や道路にも何人も人が外に避難していました。
そして誰もが口々に「凄い地震だった…」と言い合ってました。

強い揺れの余震が続き、怖くてすぐには中に戻る気がしないので
「取り敢えず、何か飲み物でも買ってきますか?」と、自販機に走ったのですが、そこで異変に気付きました。
お金を入れてもそのまま出てくる?電気が付いていない…そこら中の信号が消えている?!

事務所に戻ってみると…もの凄い有様でした。
パソコンの電源も落ちています…(さっきまで作ってた書類は!?保存してない!)
そこで初めて「これはすごい事が起きたのでは?!」と思い。
家の事が心配になり、一度家に帰らして下さい!と、お願いして自転車に飛び乗りました。

マンションにつくと玄関が隆起していて、そして一部が崩れていました。(本当に…笑)
外壁の落ちて来たあともあります。自動ドアは開いていました。
内廊下に入ると真っ暗だったので、手探りで鍵穴を探してドアを開けました。

「ぐり!!なっちゃん!!」と、叫びながら部屋に入ると、
なっちゃんは、私の部屋の出窓のカーテンの隙間から顔を出して、か細い声で「にゃ~」と鳴きました。
ベッドに飛び乗ると、なっちゃんは腕の中に飛び込んで来ました。そしてプルプルと震えていました。
「無事で良かった~!」と思いつつも、部屋を見回すと…もの凄い惨状だったので、
咄嗟に、抱っこしたなっちゃんを、そのままキャリーバッグに突っ込みました。

さらに、ぐりを探して姉の部屋に入ると、クローゼット横に置いてあるスライド式の(引っ張って出す感じの)本棚がクローゼット側に斜めに倒れていました。(あり得ない…!)
ぐりはこの奥に絶対に居る!と、確信した私は、本棚の中の本をかき出すように全部出して(流石にそのままで中に潜る勇気はありませんでした)何とか本棚を立てて、クローゼットを覗いてみると、やっぱりぐりはそこに居て。
震える所かすっかり縮こまって硬直していました。
そんなぐりをバッグに詰め込んで、2つのバッグを両肩に抱えて部屋を出ました。

近くに住む友人が気になったのですが、電話も通じないし…
ガラスが散乱した部屋に2匹をそのまま置いておけないと思ったので、抱えて行きました。
(通常なら徒歩5分くらいが8分くらいかかりました…重くて辛かった!!)
友人もけいちゃんも、友人のお父さんも無事でした!
お互いの無事を喜びつつ、とにかく凄かったね!と話している間にも強い余震とさらには雪が…。

取り敢えず、私は2匹を友人宅に預けて、家に危険物を片付けに戻りました。
玄関に置いていたガラスの器が粉々に割れていたり、洗面所に洗剤はぶちまけられてたり。
とにかく猫たちが触ったら危険なものだけは片付けました。
その後また友人宅に戻り、2匹をお願いして、もう一度会社に戻りました(疲れた…!)

その時の時間は既に6時を回っていました。
会社に行くと「もう終わろうってメールしたのに来たの?!」と言われ、すぐにまた戻る事にしました(疲れた!笑)
(注:ちなみにその時のメールが届いたのは翌日です。電話もメールも不通状態の中、一気にメールが届いた瞬間がありました)

職場は仙台駅周辺なのですが、普段はあんなに明るい仙台駅周辺は怖いくらい闇に包まれていて…
そして、通常ではあり得ないくらいに異常に人が歩いているんです!!
真っ暗闇の中、ぞろぞろと列をなして歩く人達…。
それは本当に異様な光景で「これは大変な事が起きているかも!?」と思わずにはいられませんでした。

お隣さんに「もし姉が帰ってきたら、友達の所に行っているから」と伝言を頼んで(電話が通じなかったので)
再び友人宅に行ったのですが…。
真っ暗で、余震は続くし「どうする?避難する?」とか「とにかく姉と旦那の帰宅を待とう」とか相談しつつ、
近くの区役所にひとりで偵察に行ったりもしたあと(疲れました…!)
友人宅でお団子なんかを食べて待機してると、外から異常音が…!
なんとお隣さんの部屋の前からガス漏れ警報が鳴り響いていました…。

ガスは止まってると思うけど、怖いよ~!!と、急いで荷物をまとめて、今度はうちのマンションに皆で移動しました。(また2匹を両肩に抱えて…重くて辛かった!!)

そうこうしてるうちに、友人旦那が帰宅し車で来てくれました。
そして、車のテレビを見て宮城だけじゃなく東北各地で被害が出ている事を知りました。

しかも、これは凄い事になってるんじゃないか?!と。

続きます。

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